書籍・雑誌

2009年9月10日 (木)

book「ユリイカ」

「ユリイカ」
文芸評論雑誌book「ユリイカ-詩と批評」でアルフォンス・ミュシャが特集されていたので購入してみたhappy01


ミュシャの絵が何ページか載っているが、ほとんど文字ばっかりの雑誌って買ったことがないので、電車の中とかで開けてると、ちょっとはインテリshineっぽくみられるかなぁ、と思ってみたり…smilesmilesmile


内容もミュシャの人間性やアールヌーボーという時代がどういう時代だったのかとか、いろいろ知れてなかなか面白いflairflairflair


頑張って読んでますwinkwinkwinknote

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2009年8月 8日 (土)

book「みんな、神様をつれてやってきた」

私が最も尊敬するチーズ生産者、「共働学舎新得農場」代表、宮嶋 望氏の自叙伝「みんな、神様をつれてやってきた」を読んだbook

読んだのはだいぶ前で、この事を書きたかったのだが、書きたいことが多すぎてまとめきれなかったのだcoldsweats01

だからもう、簡潔に言いたいと思う。

「ぜひとも読んでみて下さいsign03

氏が何故「新得農場」を作ろうと思ったのか、チーズとの出会い、何故チーズ作りを始めたのか…。

偶然なのか、必然なのか…?

いずれにせよ、何にでも興味を持つということはあらゆる可能性を引き寄せてくれるのだなぁ、と思った。

宮嶋氏と少なからず同じ業界に身を置いていることをとても誇らしく感じるし、「共働学舎」のチーズが世界で評価されていることがとても嬉しいnote

チーズに興味がなくても、福祉に興味がなくても、ただのひまつぶしでもいいので、ページを開いてみて下さい。

宮嶋氏の面白おかしい巧みな文章力と特異な半生に、読み進まざるを得なくなるはず…shine

嗚呼、私にとって本当に神様のような存在(に勝手にしてしまっているsweat02)宮嶋氏に、いつか、いつか、お会いすることが出来れば…いいなぁcat

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2009年1月10日 (土)

book「西の魔女が死んだ」

映画movieを観に行けなかったので原作bookを読んだ。
今まで何回か買おうとしたことがあったのだが、中学生が主人公ということとファンタジーっぽい話なんだと思っていたので、いつも迷った挙げ句買うのをやめていた本だったけど、映画のCMを観て、「これは絶対私の好きな話に違いない!rock」と感じ、読むことにしたのだった。

主人公のまいは中学一年生。
学校に行けなくなったまいはしばらくおばあちゃんの家で暮らすことになるのだが、田舎で自給自足の生活をしているイギリス人のおばあちゃんは、何でも知っていて何でも出来る「魔女」みたい。
まいも倣って「魔女修行」を始めるのだが…。

子供でもない大人でもない微妙な時期、どんな人とどんな風に関わるかでその後の人生って変わっていくと思う。

「人は死んだらどうなるの?」
「どうしておばあちゃんはあんな人(近所の変わり者のオジサン)に親切にするんだろう?」
「…生きるって何なんだろう…???」

そんなまいの疑問におばあちゃんは答えをすぐに教えてはくれないけど、さりげなくヒントを与えてくれる。


「おばあちゃん、大好き」
「アイ ノウ(I know.)」
(わかっていますよ)

それが二人の合言葉clover
大好きなやりとりconfident

魔女=おばあちゃんが死んだ後、まいが見たものは…?
そして、まいは魔女になれるのか…?

後半の続編を含めて感じとって下さい。

「大切な何かshine」を教えてくれるはず…。


美しい映画もぜひ観てみたいなwink

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2008年12月26日 (金)

book「ナイフ」

これまた年末の超多忙な時期…に読んだ本。

重松 清 「ナイフ」。

「いじめ」をテーマにした五つの短編小説。

ただでさえ体力的にも精神的にもつかれているこの時期にどうしてわざわざ重たい小説を選んでしまったのか、自分でもわからない…(--;)

いじめられるのは、本人だったり、親だったり、同級生だったり…様々だ。
いろんな視点から描かれる。

「いじめ」の描写も気分が悪くなるくらいリアルで衝撃的なのだが、それ以上に心理描写が鋭く辛辣だ。
誰しもが持っている、罪悪感を感じながらも、自己を正当化しようとする気持ちだったり、自分や自分の子供がいじめられていると認めたくない気持ちだったり、いじめられているのにどこかいじめっこに対して憧れのような屈折した感情だったり…。

出来れば掘り起こして欲しくない部分をグイッと引っ張り出してきて、私の心の奥をチクッと突き刺す。

重松 清さんの本はいつもそうだ。

でも、重たく苦しいのに最後は何処と無く希望を感じさせてくれる。
「いじめ」がなくなったわけではないけど、一番底の底からは這い出せたような…。
そういうところが好きだ。

どちらかというと学生よりも親の世代に近くなってしまった私だが、学生さんたちにも、そしてかつて学生さんだった親御さんたちにも、そしてそのどちらでもない人たちにも読んで貰いたいと思う。

因みに私はいじめのようないじめでないような話の「エビスくん」が一番いいなと思った。
まぁ、一番ホッとする話なのだが。。。f(^^;

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2008年6月12日 (木)

「千日紅の恋人」

恋愛小説をもう一冊。
こちらは帚木蓬生の「千日紅の恋人」。
父の形見のアパート「扇荘」の管理人時子さんと扇荘に引っ越してきた好青年有馬さんの恋物語。
時子さんは一度目は死別、二度目は離婚と二度の結婚経験がある38歳。
バツ二だし年齢的に考えても再婚することは少し諦め気味…。
でも、ヘルパーのパートをしているせいかとても面倒見がよくて素敵な人なのだ。自分の母親、職場のお年寄りは勿論、扇荘の一風変わった住人たちにも、母親と一緒に通うカラオケ教室のお年寄りにもちょっとした気配りが出来る人なのだ。
有馬さんの年齢は出てこないのでわからないのだが、時子さんと十くらい離れているようなので、恐らく三十歳前後だと思う。
でも、とてもそうは思えないくらい落ち着いていて礼儀正しい人だ。

アパートの管理人と住人だからか、二人の会話も終始「です・ます調」で、ほのぼのしていてゆっくりゆっくり進む物語は古い映画を観ているみたいだ。
激しく求め合う恋もそれはそれでいいけれど、こうした何となくだけど気付けば一緒にいた、みたいないろいろ経験してきた大人だから出来る恋もいいなぁと思う。
有馬さんは言う「あなたとならずっと一緒に暮らしていけそうだと思ったんです」と…。
年齢差はあれど、どことなくよく似た二人。
人に優しく出来る人は誰が見ても素敵だ。
私もそうなれるように心掛けたい。
そしていつかそんな素敵な人と巡り会い、ゆっくりとでいいから一緒に生きていけたらいいなぁと思う…( ̄ー ̄)***

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2008年6月 8日 (日)

「ナラタージュ」

久々に本を読んだ。
島本理生さんの「ナラタージュ」。
恋愛小説が読みたくて買った本なのに、途中全く恋愛モードを受け付けなくなってしまって読むのに時間がかかってしまった。
普段あまり若い作家さんの本は繊細すぎて、でも何処となく無機質な感じがして付いていけない気がして手に取ることは少ないんだけど、彼女も実は私よりも年下の作家さんなんだよね…知らなかったのでちょっとビックリした!

でも心理描写を含め描き方がとても丁寧ですんなり物語に入り込むことが出来た。
小説全体にどことなく瑞々しくて甘酸っぱいレモンを思わせる…。
「初恋は成就しない」とはいうけれど、それで済ませるにはあまりにも深く切ない。
若いからこそなのか、叶わないとわかっているからこそ激しくひたむきに人を愛することが出来たのか…?
「ただ好き」それだけで走り続けることが出来たあの頃。
誰しも「忘れられない人」がいるっていうけれど、でもそれでも人はまた誰かを愛し生きていく。
想い合っていても別々に生きていかなくてはいけないって本当に切ないなぁと思う。

…良い小説です (^-^)v

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